今年は花粉症とインフル「ダブルパンチ」ご用心
敵は他にも
今年、花粉症とともに警戒が必要なのがインフルエンザウイルス。流行入りが9シーズンぶりに年明けとなり、花粉症の時期と重なった。今季、患者が多いとみられるB型インフルエンザは流行が長引くのが特徴で、国立感染症研究所は「感染すると花粉症の人にはさらにつらいシーズンになるので、気をつけてほしい」とする。3~4月に大陸から多く飛来する微小粒子状物質(PM2・5)も要注意だ。国立環境研究所や大阪市などによると、今年も2月末から、1日の平均値が国の環境基準(大気1立方メートル当たり35マイクロ・グラム)を上回る測定値が目立ち始めた。PM2・5が花粉症を悪化させる明確な根拠はないが、動物実験では「アレルギー反応を強める」との報告もあり、同市などは「濃度が高い時は特に注意を」と呼びかける。
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