<三重県>重症障害児の避難支援
- 小児科医の岩本彰太郎さんは、人工呼吸器が必要などの重症心身障害児は、大地震などの災害時にどう避難したらよいか対策を探ってきた。
- 三重県松阪市以南の6市10町と地域の医療、保健、教育関係者ら計140人が連携する「三重県南部医療的ケア地域支援連携会議(みえる輪ネット)」を昨年10月に設立。
- 以前から障害児を支えるには「関係機関の連携がもっと必要」と考えていた。
- 昨年4月の熊本地震後「災害時対応のためにも連携を深めなくては」と、思いを強くした。
- 重症障害児の避難には医療機器を使える支援者が必要だが、市町は高齢者への対応で手いっぱい。
- 流れが変わったのは、昨年6月公布の児童福祉法改正に伴う国から自治体への通知。
- 手いっぱい。担当者からは「支援の必要な人が大勢いる中で、重症障害児だけを特別扱いできない」とも言われた。
・流れが変わったのは、昨年6月公布の児童福祉法改正に伴う国から自治体への通知。国は重症障害児を関係施設などと連携して支援するよう促し、これを機に再度、市町にネットの設立や参加を働きかけ、発足にこぎ着けた。
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