花粉に慣れて、かゆみサラバ 「スギ」に舌下免疫療法
出典:NIKKEI STYLE – 花粉に慣れて、かゆみサラバ 「スギ」に舌下免疫療法
- 花粉症により、日本人の4人に1人は鼻水や目のかゆみに悩まされているともいわれる。
- 根本的な治療になりうると期待されるのが「舌下免疫療法」。
- 花粉のエキスを毎日少量ずつ摂取し、体が花粉に慣れるようにしてアレルギー反応を抑える。実用化から3年目を迎え、効果を実感する人も増えてきた。
- 舌下免疫療法は、血液検査でスギ花粉症であることを確かめた後、スギ花粉から作ったエキスを1日1回舌の裏側に垂らす。
- 2分間なじませてから飲み込む。口の粘膜を通じてエキスが体内に入る。エキスの量や濃度を段階的に上げることで体がスギ花粉に慣れ、つらい症状が起きにくくなるとみられる。
- 副作用として、口の中の腫れやかゆみなどが出ることもある。
- 割負担の保険診療で、料金は1カ月1000円程度。2~3年続けるとなると数万円かかり、このほか検査費用なども必要だ。現在全国で約6万人が治療を受けているという。
[adrotate group=”7″]
[adrotate group=”8″]