<富山県>心にも栄養 こども食堂 富山・照蓮寺で親子ら交流
食事の提供を通して子どもたちの健全な成長を支援する「みずはしこども食堂」が十六日、富山市水橋東天神町の照蓮寺であった。地域の親子ら約百四十人のほか住民も参加。夕食を共にして親睦を深めた。
子どもたちは用意された材料を使ってカレーライスやミカンゼリーを調理。水橋中部小学校二年の土肥和真君(7つ)は「みんなで一緒に食べながら話したりできて楽しかった」と笑顔。おかわりしたカレーライスもぺろっと平らげていた。子どもらは食事の前後に鬼ごっこや紙飛行機を飛ばしたりして楽しんでいた。
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経済的な理由などで十分な食事が取れない子どもに低価格で温かい手料理を提供する「子ども食堂」は全国で取り組みが広がるが、富山市では初めて。
企画した住民と母親らでつくる水橋中部ふるさとづくり推進協議会と水橋中部母親クラブによると、世代を問わず交流できる場にしようと、準備段階から子どもも加わり、他にない「地域食堂」を目指したという。今後も要望に応じて定期的に開いていく。
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